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ロータリーエンジンとは

一般的な車のエンジンは、シリンダーと呼ばれる筒状の内部をピストンが上下に動き爆発、排気を繰り返すと言った往復運動を回転運動に変えて動力を伝える仕組みです。これをレシプロエンジンと呼びます。
一方のロータリーエンジンとは、繭型をしたシリンダー内をおむすび型をしたローターが回転しながら吸気、爆発、排気を行なう回転運動から回転運動で動力を伝える為、レシプロエンジンと比較すると振動の少なさ、燃焼効率の良さ、部品点数の少なさ、そしてコンパクトとまさに未来のエンジンでした。
これはドイツ人のヴァンケルが考案した技術で、世界中のあらゆるメーカーがその技術とライセンス取得をする為に集まりましたが、実現に向けて様々な課題があり、費用対効果で各社撤退し始めました。当時のロータリーエンジンは長時間使い続けると、おむすび型をしたローターの頂点とシリンダーが摩擦により傷が付き、耐久性の面でレシプロエンジンの相手ではありませんでした。
しかし日本のカーメーカーであるマツダだけは唯一、商品化へ向けての研究を諦めず様々な課題や困難を乗り越え、コスモスポーツに初搭載されました。
また、マツダはル・マン24時間耐久レースにロータリーエンジン搭載マシンで出場し、見事優勝した実績も持っております。日本の技術力を世界に知らしめた一幕でもあります。

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